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2008/02/22

仕事に使う人はご注意を「MacBook Air」

MacbookairMacBook Airが2/16(土)の夜に来ました。仕事で使っていたLet's note W2の置き換えとしての購入だったので、Let's noteから仕事のファイルをひたすらコピー。60GBぐらいあって、なおかつLet's note側どころかMacBook Air側もOS標準の暗号化をかけていたため、転送が強烈に遅いです。(せめてMac側はコピーが終わってから暗号化するんだった…)

なおかつ土曜夜にコピーしたまま寝たら、朝になってスクリーンロックをはずそうとしたら(仕事場で使うため、スリープやスクリーンセーバーの復帰時にパスワードを入力する設定にしていた)、ログイン画面が出てこなくなって電源落とすしかなくなってしまいました。もちろん省電力設定でスリープはしないようにしていました。途中(一晩かけても半分ちょっと)まではコピーしていたので、残りは日曜一日張り付いてコピーを完了。並行して設定作業もしていたとはいえ、再起動を要求されそうな設定は怖くてできず。結果、再起動が必要だったのはウィルス対策として入れたNorton AntiVirusだけでした。(先にやっていたホームディレクトリの暗号化はログアウトして暗号化するので、再起動が必要)

それはともかく、ジョブスがやっていたA4封筒から出すデモを試してみましょう。

用意したのは、はるか昔に書類を送るために買ったA4サイズの角形2号(定形外郵便)です。では出してみましょう。(Flashアニメのため、ケータイでは見られない環境が多いかと思います)








くだらないことしてすみません。(^^;
MacBook Airを「白い恋人」と書いた以上は、ちゃんと比較画像を出さないと。


では次の写真にいってみましょう。









Let's noteでもちょい厚めのW2(CD/DVD内蔵モデル)でも、B5サイズということもあって、ぎりぎり封筒に入りました。封筒が張り裂けそうでしたが。


そして最後の写真。









はい、きれいに入っていますね。ただ封筒の高さが微妙で、全部入れると封筒ぴったりサイズで封をすると隙間はまったくなくなります。


さて、ここからが本題。このMacBook Airは仕事用に購入したわけですが、そのためにさまざまな設定、ソフトのインストールをしています。

    「設定」
  • ホームディレクトリの暗号化(FileVault)
  • Firewall設定
  • 自動ログインを使用不可
  • スリープ/スクリーンセーバーからの復帰でパスワードを要求
    「ソフト」
  • ウィルス対策(Norton AntiVirus)
  • Microsoft Office 2008 for Mac
  • PCエミュレータ(VMware Fusion) ← WindowsXPをインストール
  • CDイメージのマウントソフト(Toast Titanium)

けっこう仕事上の秘密情報も扱っているので、盗難時の被害を減らすこともあってディスクの中身を読み取れないようにする必要があるわけですが、このためのFileVaultが悪さをしている気がしています。というのは、最初の方にも書いた「スクリーンロック時にログイン画面が出ない」という問題がすでに3回起こっているためです。

インターネットで検索もかけてみたのですが、FileVaultが実装された10.3ぐらいの古い時代ならともかく、Tiger以降で同じ問題が発生している様子もありません。こうなると、あまり一般的ではないFileVaultがクサい。盗難や置き忘れでデータ漏洩が心配ない人は、ほどほど遅くなって過去には不具合がけっこう報告されていたFileVaultを使うことはまずないでしょう。そしてMac利用者は仕事で使っている人は少ないので、FileVaultの利用者ははてしなく少ないことは自明です。もちろんデザイン系ではフォント資産の都合で仕事利用がまだ多いのですが、そのようなところはデスクトップ率が高いので、盗難・置き忘れとは無縁です。

不安定になっている可能性のもうひとつは、Windowsを使っているとメモリがけっこうぎりぎりなこと。VMware FusionでWindows上のWordやExcelを使用し、PDF数ファイルをMac上のプレビューAPで参照。そしてブラウザのFirefox、メールのThunderbirdを立ち上げていると利用メモリは1.97GBとかになっています。空きメモリが20MBなんて出たりしています。まぁ、Macの空きメモリは利用中メモリの中に「現在非使用中」というものがあり、これも空きメモリと考えられるので、実際は100MB〜400MBで変動していました。

不安定さの原因になっているかはわかりませんが、MacBook Airの2GB上限はいずれ苦しいことになるかもしれません。今の状態でちょうどのような気がします。MacOS Xは今の10.5.x(Leopard)になってから、ずいぶんメモリ喰いになりました。うちにはMac miniもあるのですが、こちらは10.4.x(Tiger)です。こちらはOSのみの起動で200MBぐらいのメモリ使用なのですが、10.5.x(Leopard)は500MBぐらいです。さらにNortonまで入れてあるもんだから、うちのMacBook Airは起動直後は600MB前後になっています。こりゃMacBook Airが2GB上限いっぱいが最初から積んであるのもわかります。10ヶ月後ぐらいにはマイナーチェンジで4GBモデルが出るような気もしますけど。

ではVMware FusionのWindowsXPを使わず、Mac用のOfficeを使うとどうなるかですが、メモリはたしかに少し余裕が出ます。といっても、空きが50MB程度、非使用が500MB程度の余裕です。そして一番の問題は「起動がとにかく遅いこと」。起動に30秒ぐらいかかっているでしょうか。また起動後に文字入力していても、なんかひっかかるような遅さがあります。快適さではヘタするとVMware Fusion上のWindowsでOffice使っている方が上になりかねません。少なくとも同じ程度の速度でしかないことはたしかです。

あと、バッテリーでの稼働時間が公称では「無線LANを使って5時間」ですが、メールやWWW参照、PDF参照、Wordでの原稿書きをしていて3時間半です。ちなみにLet's note W2は購入時は5時間程度、3年半で2時間弱に落ち、バッテリーリフレッシュサービスを使ってバッテリーの中身を新品にしたら4時間半に戻りました。(無線LANを使うと4時間ちょい)

ついでに、ぎりぎりまで使うとどうなるかの確認のため、残り10分で出るダイアログを無視して使い続けてたら、10.5.x(Leopard)で実装された複数の仮想画面を切り替えるSpacesの画面切り替えでフリーズしました。なんかもう、とにかく電源入れ直ししか解決できない問題が出まくりで、ちょっと困り物です。

さらにNorton AntiVirusでは自動(手動でも)ファイルチェックで謎のログが出ており、シマンテックに問合せ中です。ちなみにシマンテックのWWWでの問合せページはバグがあるようで、Windows使っていても問合せできない人が大量に出ているはずです。仕方なく電話で問合せしたのですが、まったく解決に至らず、そして電話は80分にもなりました。フリーダイヤルじゃなかったので、久しぶりに通話代が500円超えそうです。(家にいても通話は携帯電話を使っているので、固定電話は基本料金ぐらいしか払ってない)

そうそう、VMware Fusionを使う上での細かなTipsを。FileVaultを使っていてVMware Fusionの仮想マシン設定でCD/DVDの利用をするようにしていると、仮想マシンを起動した時に何も言わずにVMware Fusionが落ちます。これはFileVaultを使っていると、ホームディレクトリがマウント可能な仮想ファイルになって、通常はCD/DVDが利用するデバイスを使ってしまうためと思われます。FileVaultを使っていなければ、他マシンのCD/DVDドライブを利用するリモートディスクもマウントするような気がしますが、FileVaultを利用していなくてもデバイス名が予約されていると、やはり同様に使えないことになります。VMware Fusionではリモートディスクは使えないという情報もどっかで見た気がするので、FileVaultとは無関係にダメなのかもしれません。VMware FusionでCD/DVD参照に使っているデバイス名を変更できれば解決できるので、いずれアップデートされるでしょう。今のところはCD/DVDドライブがあるマシンでISOイメージにするのが確実です。VMware Fusion上のWindowsでデータCD/DVDを使う場合には、リモートディスクでMacBook AirにマウントしたCD/DVDはWindowsからはネットワークフォルダとしてアクセスできるので、アプリケーションのインストールはこれで事足ります。

このようにいろいろ問題はありますが、以下の点でWindowsの仕事マシンより優れているため、しばらく安定化を試みる予定です。

  • ワイド画面はDVD見る時ぐらいしか役に立たないと思っていましたが、複数のファイルを参照しながらドキュメント書くにはいいです。WindowsではXGAということもあって、WordやExcelを使う時には全画面表示で使っていたのですが、ワイド画面の広さを利用してMacではウィンドウで使っています。これはMacのフォントがWindowsより見やすいため、字が小さくても読み書きができるためでしょう。
  • 仮想画面が利用できるSpacesが超使いやすいです。こっちの画面では参照用のPDFやメモ用のテキストエディタを開き、こっちはWindowsをフル画面で利用、こっちはブラウザとメールで利用といった感じで、仕事内容で画面を切り替えて使っています。
  • Spacesに加えてExposeも使いやすいです。こちらは10.4.x(Tiger)にもあった機能でMac miniでも利用していましたが、仕事用マシンでは大量の参照用ドキュメントを開いておいて、文書を書きながらいろいろなドキュメントを参照したり、メモをテキストエディタに書き込んだりするので、ウィンドウの切り替えが簡単なExposeはビデオ参照メインで使っているMac miniではわからなかった便利さでした。
  • トラックパッドを二本指で動かすと上下左右のスクロールになり、二本指を開いたり閉じたりで拡大縮小、三本指を横に動かすと次ページ・前ページへの移動を行うマルチタップが慣れるとマウスを使う気がなくなるほど楽です。VMware Fusion上のWindowsでは二本指の上下スクロールだけ動きます。なんで左右は効かないんだろう…

【追伸】
なぜウィルス対策にNortonを選んだかというと、これがMac上のチェックでもWindowsのウィルスファイルも検知するためです。act2のウィルスバリアも今調べたらWindows ウィルスを検知できるみたいですが、Norton購入前に調べた時にはWindowsで動作するウィルス対策ソフトを添付しているだけのように見えたんですよね。ですのでNorton AntiVirusにしました。

心配だったのは、暗号化したホームディレクトリに置かれたウィルスファイルを検知できるかだったのですが、事前に調べた時には情報がなくて判断できず。実際にインストールしてみてテスト用のウィルスファイルを取得して動作を確認した結果、ちゃんと検知してくれているようです。VMware FusionのWindowsからMacのホームディレクトリにウィルスファイルをコピーしてもリアルタイムに検知してくれました。

そうそう、VMware FusionのWindowsにもマカフィーのインターネットセキュリティ(のアンチウィルスとパーソナルファイアウォールだけ)を入れています。これはシマンテックとマカフィーの未知ウィルスへの対応速度の差を考えて、少なくてもWindowsだけでもどちらかにひっかかるようにしているわけです。

【追伸2】
Tipsに書いた、VMware FusionでCD/DVDを利用設定してると落ちる件、日本での販売元のページに注意点として出ました。FileVaultのことは書いてないので、CD/DVDのついていないMacBook Airならどれでも起こるようです。

【追伸3】
一番のメモリ喰いはFirefoxとThunderbirdかもしれません。Officeを使っていなくても、この2つを使っていると空きが50MB程度、非使用が550MB程度になりました。実質使用が1.4GBというわけです。両方落としてmi(旧ミミカキエディット)というテキストエディタだけだと実質使用は700MB〜900MB程度です。
(さらに追伸:同じような使い方をしていてもメモリ使用状況は500MBぐらいの差が出たりして、やっぱりよくわかりません)

どちらにしても1GBじゃ足りなくて、10.5.x(Leopard)では2GB必須というのは変わりません。

あと、電池の保ちについて利用条件を書いていませんでした。液晶モニタの明るさは下から2つめ(もうひとつだけ落とせる)、キーボードのライトは消して3.5時間です。使用APは本文に書いた通りで、DVD再生とかコンパイルとかCPUを使いまくるような重いことはしていません。普通に文章書きでの利用です。

ついでにもうひとつ。ファンはMac miniよりうるさいです。Mac miniは2m先に置いてあるせいかファンの音はまったく聞こえませんが、MacBook AirはCPU温度が75度とかにもなって、その時には6000rpmぐらいでファンがまわります。まわりが静かなら「フオォー」という静か目のデスクトップみたいなファンの音がします。さすがにTVや音楽が鳴っていれば聞こえませんけど。でも最近のHDDレコーダ(サンプル:東芝、ソニーの一世代前ぐらいのモデル)に比べれば静かです。まぁ、普段はCPU温度は40度台、ファンも2500rpmぐらいです。

【追伸4】
Word 2008 for Macが遅い事象が少しわかりました。全体的に遅いのではなく、書式パレットを表示してると入力がカクカクになってしまいます。ExcelとかPowerPointはまだ未検証です。

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コメント

おぉ~、待ちに待ってたMac Book Airレビュですよ?
久々の長文エントリーありがとうです。

やはり初モノって色々あってそれが楽しめるってのは良いですよね~。

まぁ、僕は初モノには手を出さないので、そういった初モノスキーな皆さんのお話を楽しませていただきます。

って言うか、Macをあえて仕事に使う方はマレなんじゃ……。

投稿: はだだ | 2008/02/22 08:48

Mac miniもIntel Macになった時の初モノでした。しかもあれは発売日に購入という、まさに衝動買い。でも一年の放置後、立派にリビングPCとしてNASに入れたムービーを見るのに役に立ってくれているので購入して正解だったでしょう。

MacBook Airは長期にはモデル継続しないんじゃないかって気がして、悩んだ結果、買ったんですよね。まぁ、あと一回ぐらいはマイナーチェンジしそうですけど。

昔、仕事で使っていた1.8kg B5判ノートのPowerBook 2400cが1世代(日本のみ2世代)で終了し、その後は座布団と呼ばれるような3kg主体のノートしかAppleは出さなくなったのを思い出すんですよね。

投稿: にしヤン | 2008/02/22 12:45

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