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2008/04/16

Airの便利な仲間たち「Mac用機能拡張およびソフト」

PreferencepanelMacBook Airを仕事で使ってて、いろいろとソフトを入れています。その代表がMicrosoft Office 2008 for Macなわけですが、こちらは便利のためというより仕事相手とのやりとりで編集可能な形でファイルを受け渡すことが多いので仕方なく入れたものです。(Officeと互換な物は多々ありますが、レイアウトの差が大きいので選択できませんでした)

これ以外に便利になるソフトをいくつか入れています。その中でも替えがきかないのが以下の物です。

「テキストエディタ」
いろいろ試してみて、mi(旧ミミカキエディット)という昔からあるフリーソフトに落ち着きました。決め手はWindows向けのテキストファイルを作るのが楽なこと。初期設定を行っておくことで、普段は気をつける必要なくWindowsで見ても「①」や「~」が化けないテキストファイルを作成することができます。ソフト的にはもっとMacらしい物があるのですが、単純明快なmiが一番馴染みました。

MacOS 9まではJeditという商用アプリケーションを使っていて、今でもその後継のJedit Xというのがあるのですが、ただのメモやWindows向けのテキストファイルを作りたいだけなので、フリーのmiを選択しました。文字数カウントの機能もけっこう使っています。
(7/17追記:ずっとmiを使っていましたが、1ヶ月ほど前からJedit Xも使い始め、問題なく使えるのでお金を払ってレジストしました。miの唯一の問題は、「~」や「①」などのMacとWindowsでコードが異なる文字を扱う場合にMacでもWindowsでも文字化けしないファイルにするために、文字コードをSJISではなくUTF-8にしなければならないことです。UTF-8でもWindowsのメモ帳(notepad.exe)で問題なく読めるのですが、Macのテキストエディットでは読めません。これがJedit XならSJISでもWindows/Macどちらでも文字化けしないファイルにできるので、よりいろんなアプリで読めるファイルにできるメリットがあります。また、miでは改行コードの書き込みが保存時にまとめて行われるのではなくてReturnキーを入力した時に行われているようです。これで何が起こるかというと、途中までMacの改行コードである"CR"のみのコードで改行されているファイルをmiで開き、そこから改行コードをWindowsの"CR+LF"に変更して編集/保存すると後から入力した改行は"CR+LF"で変更していないところは"CR"になるという改行コードが場所によって改行されてたりされてなかったりというような状態になってしまいます。これもJedit Xなら保存時に文字コードと改行コードを指定でき、それによってひとつのファイルの中でコードがバラバラということはありません。純粋なテキストエディタであるmiはこれからも手放せませんが、これからは基本的にはJedit Xを使っていくことになるかと思います。)

「ペイントソフト」
MacにはWindowsの「ペイント」のような簡単なペイントソフトがOSについてきません。このブログに毎回貼り付けてる写真やアイコンはWindowsでアップしてた時にはアクセサリに入ってたペイントを使って余計なところをカットしたり消しゴムツールで消したりしていたのですが、Macではそんなことができるツールがなかなか見つかりませんでした。ほんとにないんですよね。皆さんはオープンソース界のPhotoshopであるGIMPを使っているのでしょうか? MacにはMacPaintという、すべてのペイントソフトのご先祖様があるのですから、MacOSにおまけでつけてくれてもいいと思うんですけどね。

かなり苦労して見つけたのが、まずはResize Paint。これは画像をクリップボードにコピーしておいて、そこからファイルを作らずにそのまま新規ファイルとしてペーストできるのが便利でした。また起動も軽く、その点では目的に適っていたわけですが、表示を大きくしてバケツツールで塗りつぶすことができず、ちょっと使いづらいながらも他の選択肢がないために使っていました。

GIMPも考えたのですが、起動含めて気軽に使えるというツールが欲しかったので、選択肢からは外していました。それでもResize Paintが微妙な使い勝手だったのでGIMPも試してみたのですが、日本語でいろいろ問題があったのであきらめました。

そしてたどり着いたのがSeashoreです。これはGIMPのコアを使って開発されているそうで、機能は少なめですが、それでも昔のPhotoshop(バージョン5ぐらい?)の機能はあります。起動は軽く、メニューもシンプルなので、とても使いやすいソフトです。これはオススメですよ。(^^)
(7/17追記:2つほど追加情報を。Seashoreをずっと使い続けていますが、レイヤー(Layers)ウィンドウでレイヤー情報が見えなくなってしまうことがあります。この時には編集自体も動きが怪しくなっていているので、いったんGIMPの形式(XCF)で保存して開き直すと直ります。ついでにもうひとつ。Seashoreにエフェクト効果を追加したLeeshoreというソフトがあります。日本ではこちらの方がメインストリームのようです。)

「機能拡張」
なるべく有用な機能拡張しか入れないようにしています。どんどん肥大化していきますし、不具合のもとですから。そんな中入れているのは、Windowsファイル共有のためのDAVE v7とマルチタッチトラックパッドを未対応のアプリケーションでも使えるようにしてしまうMultiClutchです。

DAVEとの付き合いは長く、MacOS 8か9の時から使っていました。その頃もPowerBook 2400c(最初は180MHzモデル、後に240MHzモデルを使用)で「仕事でMac」をやっていたのですが、世の中はWindows98やWindows NT 4.0がオフィスにどんどん入り込んでくる時代で、Windows NTでのファイルサーバがプロジェクトで使われるようになってきていました。そのためMacでそこにアクセスする必要があるのですが、Mac OS 8や9ではWindowsファイルサーバにアクセスできません。そこでDAVEを入れてアクセスしていたわけです。

今ではMacOS Xで標準でWindowsファイルサーバにアクセスできるのですが、MacOS Xはファイルサーバのファイルを開いただけで、そのフォルダにリソースファイルを作ってしまいます。Macからだと非表示のファイルなので気付かないのですが、それをWindowsから見るとまるでウィルスが作っていったかのような意味不明なファイルなので、かなり不審なイメージをもたれてしまいます。

それがいやでDAVEを導入したのですが、DAVEもresource.frkというフォルダを作って、そこにたんまりリソースファイルを作るのを忘れていました。目的をまったく果たしていない状態です。こんなことならDAVEではなく、BlueHarvestを使うんだったな~。これならMacOSがらみのファイルはまったく作らないということができたというのに…
(7/17追記:DAVEを外してBlueHarvestにしました。これはリソース関連のファイルを作らないソフトではなく、作られたら即座に削除するというタイプの機能拡張です。ファイルサーバだけではなく、非MacOSフォーマットされたメディアも同様にリソースファイルやOSの隠しファイルを削除してくれるので、USBメモリにも変なファイルを残しません。全部削除しきれるのか不安だったのですが、2ヶ月使った感触としてはほぼ完璧に削除されています。「ほぼ」と書いているのは、一度だけリソースファイルが残っていたことがあるためです。まぁそれでも満足な動作なのですが、ひとつ気になることがあります。Time Machineでバックアップ先がマウント/アンマウントが自動で行われるのですが、それがMacOSフォーマットではないメディアと認識されるのか".fseventsd"というOSが作成するファイルを削除してしまいます。そしてアンマウントする時にコンソールログに「".fseventsd"がないぞ!」というエラーがFinderによって出力されてしまいます。コンソールログに出るだけなので気にしなければどうということはないのですが、なんとなくイヤーンな気分です。)

そんなちょっと失敗なDAVEくんとは違い、マルチタッチトラックパッドを未対応のアプリケーションでも使えるようにしてしまうMultiClutchはすばらしい選択でした。

MultiClutch

これは三本指でパッドを動かすなど、マルチタッチトラックパッドの操作をアプリケーションごとにショートカットに置き換えることをする機能拡張です。私はこれでFirefoxで三本指で左にこすると履歴を戻り、右にこすると履歴を先に進め、下にこするとページ送り、上にこするとページ単位での戻りに設定しています。Safariでは標準でできていることですが、Firefoxでできるようになると感動すら覚えるほどの快適な操作感になります。まさに本のページを指でめくるがごとき操作感です。

2週間使ってて安定動作も確認とれたようなもんですが、これの数少ない問題はFirefox2では動かないこと。まだβ版のFirefox3でないと動きません。で、Firefox3にすると私がFirefoxを使っている最大の理由であるGooglebar liteが使えなくなってしまいます。ブラウザ標準の検索窓を使わずGooglebar liteを使っているのは、検索単語がウィンドウの横に並んで、それをクリックすればページ内検索をかけて飛んでいってくれるからです。これがあるからWindowsでもIEをやめてFirefoxをメインにし、そしてMacでもFirefoxを使い続けているのですが、今回は「Firefox 3が正式リリースするまでの我慢」とGooglebar liteの使用はしばらくあきらめることにしました。それほどマルチタッチトラックパッドによるページ移動が快適なのです。
(追記:5/12にGooglebar liteがバージョンアップされ、Firefox 3でも動くようになりました)

ところでページを上下にスクロールさせるためには「Space」「Shift+Space」を設定する必要があるのですが、MultiClutchではSpace単体やShiftはそのままでは設定できません。まったくマニュアルも読まなかった私はかなり悩みましたが、いろいろ試した結果、fnを押しながらSpace単体やShift+Spaceを設定することができました。

「ブラウザ」
前述の通り、Firefox 2からFirefox 3βに移行しました。今はβ5です。現在のところ、正式リリースは6月のようです。

βだから不安定かというとそんなことはなく、落ちたのは2週間で2回程度でしょうか。落ちてもそれまで開いていたページは起動しなおす時に表示してくれるので、調べものでページを複数開いて使っている私でも我慢の範囲です。

また、Firefox 2に比べて超便利なのが、正常終了時にも開いているページを保存してくれ、次回起動時にすべて開き直してくれる機能です。しかも各タブの履歴まで保存してくれるので、起動しなおしても前回から継続してブラウジングすることができます。

Windowsをメインにしていた時にも調べもので山のようにタブをひらいて、仕事のキリがいいところまで進むまではいろいろなページを表示しっぱなしにするという仕事の仕方をしていたため、それまではブラウザを落とすことができませんでした。そのためにOSの再起動は数ヶ月に一回というペースで、それまでずっとWindowsは休止で持ち運びするという使い方をしていて、当然OSはすこしずつメモリを食いつぶしていくという状態。特にひどかったのがGoogleツールバーで、Windows版もMac版も、そしてIE版でもFirefox版でもメモリリークが凄まじく、どんどん動きが重くなっていきました。このためにFirefoxのアドオンであるGooglebar liteを使い始めたわけで、そしてこれがあるからIEをやめてFirefoxをメインにしたのです。

話が別の方にいってしまいましたが、終了時に開いているページの保存を行ってくれる機能だけでもFirefox 3にしてもいいというぐらい、私には恩恵がありました。さくっと正式版をリリースして欲しいものです。

正式版になる時には、MacのIMであることえりが時々効かなくなるバグを直して欲しいものです。かな入力にしていても半角英数字しか入力できなくなるバグで、他のIMに切り替えるとそちらでは漢字変換が効きます。そこからことえりに戻したら漢字変換が有効になってくれるのならいいのですが、一度効かなくなるとFirefoxを再起動しないと、ことえりでの漢字入力はできません。このため非常用に漢字入力をできるIMとしてAquaSKKを入れてしまいました。これはことえりの学習がMSのIME並みに変なことに腹をたてて入れたのですが、ことえりの設定でずいぶん我慢できる範囲になってきたので、今ではことえりが効かなくなった時の非常用になっています。

この問題、Firefoxだけではなく、Finderのファイル名入力でも起こるんですよね。けっこう困るので、直してくれないかな~
(追記:ことえりで日本語入力ができなくなるのは、代替IMとして入れていたAquaSKKが干渉していたためでした。これを外すことで日本語入力できなくなることがほとんどなくなりました。ただしFinderではAquaSKKを外した後もごくまれに日本語入力できなくなることがありました)

(さらに追記:AquaSKKを外してから、Firefox、Thunderbird、Excel、Finderとつぎつぎに日本語入力できない事象が発生しました。各アプリケーションとIMの通信ができなくなってしまうことで、ことえりの入力や変換が無視されているようです。このようになると日本語入力できなくなったアプリケーションを再起動していくしかありません。FinderはDockのFinderアイコンをOption押しながら右クリックするとコンテキストメニューの一番下に「再度開く」というメニューが出てくるので、これをクリックするとFinderが再起動します)

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コメント

なるほど~っ!
タイトルはヲタクっぽぃネタが裏に隠れていたのですね~。
今回はガンバの冒険の原作かぁ~。
 
 
奥が深い……。

投稿: はだだ | 2008/04/18 08:12

なんのことだかわかりません。(^^;

投稿: にしヤン | 2008/04/18 11:08

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