« 心揺れた新機種発表「MacBook ProとMacBook Air」 | トップページ | 1週間我慢してれば6万円のお得だった「新Macbook Air」 »

2008/11/19

機能と性能を秤にかけて「VMware Fusion 2」

VmwareMacの仮想環境ソフトであるVMware Fusionがけっこう前に2.0にアップデートされました。今週になってそのマイナーバージョンアップである2.0.1も出ています。

VMware Fusionが2.0になって何がうれしいかというと、スナップショットが複数取れるようになったこと。スナップショットはお試しソフトを入れて試した後、すぐに元に戻すのに便利な機能です。バージョンが1の時にはスナップショットはひとつの仮想環境につき、ひとつだけ取れました。使い方としては、必須のソフトを入れた後にそれを安定環境としてスナップショットを取り、使い続けていてOSに贅肉がついたと思った時にはスナップショットで戻すという感じです。このスナップショットが複数取れると、ちょっと試したいソフトを入れる前にスナップショットを取っておき、試し終わった後にすぐに入れる前の状態に戻すという使い方ができて便利になるわけです。

そんなわけで2.0はβ版の頃から期待していて、2.0が出た時にバージョンアップ無料ということもあって、すぐにバージョンアップしました。

しかし、2.0にしてから、動きで少しひっかかることがあり、またGyaoの動画再生では、まともに再生できているとはいえないほど、数秒単位で画面が止まるようになりました。動画再生以外では我慢できないではないのですが、それでも快適とはいえないため、情報を某巨大掲示板で収集。すると、バージョン1で作った仮想ディスクを2.0でもコンバージョンして使い続けていると遅くなり、2.0で新たに仮想ディスクを作った場合には快適という情報があったので、仕事が一段落した時に試してみました。しかし、状況はあまり変わらず。やはり感覚論だけで語られている情報は、試してみるまでは本当かどうかはわかったものではありません。ある人にとっては快適に感じていても、それが他の人にとってはバージョン1と比べても快適ではないと感じてしまうことも多いわけです。

実際、どれだけ差があるか、ベンチマークをとってみることにしました。バージョン1.1.3は過去に取っていた数値を使用し、バージョン2については2.0と最近マイナーバージョンアップした2.0.1についてを取得。すべて仮想CPU数は2にし、ディスクの使用の設定についてもすべてVMwareを優先にしています。2.0と2.0.1については、仮想ディスクを2.0で作り直してOSからインストールし直した物です。ビデオについては3D機能はオフにしています。

  MacBook Air
VMware Fusion 1.1.3
MacBook Air
VMware Fusion 2.0.0
MacBook Air
VMware Fusion 2.0.1
仕様 CPU Core2Duo 1.8GHz Core2Duo 1.8GHz Core2Duo 1.8GHz
HDD 1.8inch 80GB 1.8inch 80GB 1.8inch 80GB
Memory 2GB 2GB 2GB
OS WindowsXP SP3 WindowsXP SP3 WindowsXP SP3
Resolution 1280x800 (32bit) 1280x800 (32bit) 1280x800 (32bit)
仮想CPU数 2 2 2
割当Memory 512MB 512MB 512MB
アンチウィルス McAfee
Internet Security
McAfee
VirusScan Plus
McAfee
VirusScan Plus
ALL 97,819 96,775 73,106
CPU Integer 243,167 241,053 240,085
Float 155,069 152,382 152,428
Memory Read 98,251 100,486 77,878
Write 91,150 87,263 71,685
Read&Write 171,296 173,128 138,546
Video DirectDraw 29 17 16
Rectangle 16,175 7,344 8,078
Text 2,196 781 828
Ellipse 5,255 579 614
BitBlt 119 296 304
HDD Read 167,868 211,502 141,066
Write 88,504 84,727 47,510
Random Read 121,183 108,595 61,481
Random Write 76,133 48,763 38,557

ビデオ性能がBitBlt以外は極端に悪化しています。Gyaoなどビデオ再生で問題が出るのは、これが原因ではないかと考えてしまいます。2.0と2.0.1のベンチマークはそれぞれ3回取得して平均値を載せているので、たまたま悪かったわけではありません。

複数のスナップショットが取れる機能性でバージョン2にすべきか、今のところはバージョン2よりも快適に使える1.1.3に戻すか、悩ましいところです。

(12/9追記:これまでずっとWindowsXPを使っていましたが、試しにWindows2000を試してみました。超快適です。Gyaoでの動画再生もまったく問題ありません。Windows2000だと最新のMediaPlayerが使えないとか制約があって最近はWindowsXPにしていたのですが、VMware FusionでやることはGyao見たりOffice2003使ったりと少ないので、Windows2000でもいいかもしれません。仮想ディスクの使用容量もWindows2000の方がずっと少なく、WidowsXP SP3ではOSだけで4GB程度に対して、Windows2000 SP4は1GBちょいで済みます。)

|

« 心揺れた新機種発表「MacBook ProとMacBook Air」 | トップページ | 1週間我慢してれば6万円のお得だった「新Macbook Air」 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 機能と性能を秤にかけて「VMware Fusion 2」:

« 心揺れた新機種発表「MacBook ProとMacBook Air」 | トップページ | 1週間我慢してれば6万円のお得だった「新Macbook Air」 »