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2012/01/15

脱獄して広い世界へ「今度はiPhoneにFOMA」

Docomo以前にやった「イー・モバイルのソニエリMini(S51SE)に日本通信のb-mobileを挿してドコモFOMAを使おう」という試みは意図したところで使えず、半分成功、半分失敗だったのでした。追試したところ、ソニエリMiniがこっそりFOMAプラスの800MHzに対応してることなどなく、2100MHzのFOMAエリアのみ使用可能。そうなるとイー・モバイルとサービスエリアがほとんど被るので、わざわざb-mobileのFOMA SIMに差し替える必要はありません。

そして今度はiPhone 3GSをJailbreakしてSIMフリー化し、b-mobileのFOMA SIMを挿しました。1年前にも同じようなこと考えたけど、当時はiPhoneは2100MHzしか対応してないと思ってました。つい最近、iPhoneはこっそり800MHzにも対応しているという情報を得て、それならJailbreakするかと考えたわけです。ちょうどスマホをイー・モバイルにしてiPhoneはお役目御免にしようとしていたので、うまくいけばちょうどいい廃品利用となります。

結果から言うと、あっさりうまくFOMAプラスしかサービスされていないエリアで遅いながらも通信できました。PINGは500ms程度、下りは100kbps程度です。遅い理由がb-mobileのせいなのかFOMAプラスのサービスエリアではドコモの純正SIMを使っていてもこんなものなのかはわかりません。あくまで通信できないところに宿泊するなどの保険としてなので、これで良しとします。Jailbreakによってテザリングもできるので、ノートPCもインターネットできます。

今回、iPhone 3GSのJailbreakに使ったツールはredsn0wの0.9.10b3。0.9.8ぐらいの時にはJailbreakするOSバージョンに合わせてカスタムファームも合わせてダウンロードする必要があったみたいですが、0.9.10b3ではこれ単体でJailbreakできました。ただし紐付きJailbreakです。再起動したらJailbreakが解けちゃいます。再起動する時にはMacなりPCなりにiPhoneをつないで、redsn0wの機能で再起動する必要があります。

4.3.5をJailbreakする時に注意が必要なのは、redsn0wでJailbreakする時に「Install iPad baseband」というチェックを入れた上でJailbreakすること。これによる弊害として、GPSが使えなくなります。iPhone 3GSの初期に出た物はこれでもGPSが有効なままという情報もありましたが、私のは発売されて半年は経っていたせいか、GPSは見事に使えなくなっていました。ただし無線LANの現在地判定は有効です。

Jailbreakできたら、次にSIMロック外しです。これにはJailbreakによりインストールされるCydiaからダウンロードしたultrasn0w1.2.3を使います。ultrasn0w1.2.3のインストール完了でソフトバンク以外のSIMも認識するようになります。

最後にb-mobileのSIMを挿して、b-mobileに合わせてAPNを設定します。設定から一般>ネットワーク>モバイルデータ通信に入り、ここでb-mobileのAPNの設定を追加します。(b-mobileのAPNはSIMが入ってたパッケージに記載されています)

DocomoこのFOMA入りiPhone 3GSをテストするにあたり、神奈川県の丹沢山系の入口、ヤビツ峠に行ってきました。右の図はドコモのサービスエリアですが、ピンクが2100MHzと800MHzが使えるFOMAエリア、黄色が800MHzしか使えないFOMAプラスエリアです。地図の中心が今回行ったヤビツ峠ですが、登山道でFOMAプラスが少し使えるようなエリアです。

ここでFOMAなiPhoneでスピードテストしてみた結果、Pingが500ms程度、下り速度が100kbps程度でした。岩手の平泉でも同じような速度だったので、b-mobileは地方では回線が細いためにこんな速度になっているのかもしれません。アンテナ本数で電波の強さがわかればいいのですが、ソフトバンク以外のSIMだとアンテナは立ってくれません。これはもしかしたらデータ専用のSIMのためかもしれず、電話可能なSIMならアンテナが立つかもしれません。

FOMAプラスが使えているかのチェックのため、b-mobile SIMをソニエリMiniにも入れて動作確認してみました。こちらではまったく電波が入らず。こちらは電波強度が表示できるので、2100MHzがまったく入っていないことを確認しました。これでiPhoneでは800MHzの方で通信していることが確認できました。これでb-mobile 1GB定額FOMA SIMを使ったプリペイドなiPhoneができあがりました。

普段はこのiPhoneを使うことはないですが、山の中の宿に泊まる時にはb-mobileのSIMを購入してiPhoneを持っていくことにしましょう。使う時だけ3100円かかるのが高いか安いかは人によって違うでしょうが、必要になるのは数年に一度ぐらいなので私には問題ないぐらいの出費です。(^^)

(2012/1/16追記)
Emobileヤビツ峠周辺のイー・モバイルのサービスエリアをチェックしたら、ぎりぎりサービスエリアになってました。ヤビツ峠周辺ではFOMAよりサービスエリアが広いです。(右図参照)

しかしヤビツ峠の駐車場では微妙に電波が入りそうながらも通信はできませんでした。めずらしくエリアそばで電波が入りませんでしたが、500mほど道を降りたところではイー・モバイルの電波が入りました。

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