« 短信「OWCのSSD、再度のインストール」 | トップページ | 短信「ソニエリMiniのテストモードに入るコマンド」 »

2012/01/06

広い世界に出てみた「ソニエリMini(S51SE)にFOMAカード」

Bmobile1gbイー・モバイルのSony Ericsson Mini (S51SE)はイー・モバイルが使っている1700MHzの電波だけではなく、ドコモFOMAの2100MHzの電波も使えます。イー・モバイルのSIMを挿している限りは使うことはありませんが、ここにドコモのFOMAのSIMを挿すことでドコモの電波でも使えるようになります。イー・モバイルのサービスエリアでないところでもドコモのFOMAカードに差し替えて使うことができるわけです。もっともドコモのすべてが使えるわけではなく、FOMAと呼ばれるエリアだけになります。他にFOMA+という800MHzの電波をドコモの携帯電話では使っており、それは使えません。街中ではだいたい2100MHzのFOMAエリアでカバーされていますが、山の中ではまだ800MHzのFOMA+エリアしか使えないところがあります。こういうところはソニエリMiniにFOMA SIMを挿しても使えません。

正月に宮城に旅行に行ったのですが、事前にサービスエリアを調べて、泊まる宮城蔵王の「すみかわスノーパーク」のホテルはイー・モバイルが圏外ということがわかっていました。2kmほど先の温泉地はサービスエリアだったので、ちょっと惜しかった。泊まるところ以外では回るところ全部イー・モバイルはエリアだったので夜だけ我慢すればよかったのですが、そこは実験のためにFOMA SIMとして「b-mobile 1GB定額」を購入しました。お値段はAmazonで3100円ぐらい。これはドコモのMVNOでFOMAサービスが利用可能です。利用は1ヶ月限定、通信量1GB限定ですが、実質的に買い切りで契約が必要なく、家電量販店やAmazonで購入して音声通話可能な携帯電話から開通申請をすると5分ほどで使えるようになります。イー・モバイルのサービスエリアに難がある時に一時的に使うには月次費用が必要ないb-mobileはイー・モバイルを補完するのにちょうどいい商品です。(もっとも地方だと通信速度が100kbpsしか出ないことも多いので、通信速度が300kbps以下に制限されるけど3000円を切る「b-mobile U300」の方がいいかもしれません)

旅行に行く前に事前に通勤途中(神奈川~東京の私鉄およびJR、地下鉄)でこのSIMを使ってみた感じはイー・モバイルよりちょっと遅めというぐらいで、使えないところはありませんでした。遅めといっても500kbps~1Mbpsぐらいで通信できてました。ただしレーテシー(通信レスポンス)は200ms~300msぐらいで、イー・モバイルの倍ぐらいのことが多いです。とりあえず利用に問題はありません。会社とのVPN接続(PPTP)も問題なくできます。

Sonyminifoma唯一問題と言えるのは、データ通信専用のSIMではアンテナ表示がされず、圏内かどうかは通信してみるまでわかりません。右のスナップの通り、アンテナマークのところに×印がつきっぱなしです。もしかしたらb-mobileでも音声サービス付きのSIMを使えばアンテナ表示がされるかもしれませんが、音声サービス付きはお値段高めになるか、何ヶ月かは払い続けなければならないサービスのため、非常用の利用には向かず試していません。これについては諦めて、使えるかどうかは使ってみて判断ということにしました。

実験は上々だったので、宮城旅行に意気揚々と行きました。ホテルについてさっそく試したのですが、通信できない。事前に調べたサービスエリアではFOMAエリアだったはずなのに。しかし通信できない物は通信できない。ホテルでのソニエリMiniの使用は諦めました。旅行から帰ってきてから調べ直したら、サービスエリア地図の色分けを見誤ってて、ホテルのある所はFOMA+のエリアでした。ぎゃふん。

ちなみにauはサービスエリア、ソフトバンクはエリア外でした。ソフトバンクって観光地で使えるかどうかって、私の行ってる範囲ではイー・モバイルとエリアがまったく変わりません。場所によってはソフトバンクがエリア外で、イー・モバイルはぎりぎり使えるなんてところがあります。各社が出してるサービスエリアの地図の特性として、ソフトバンクではエリア表示されてるより実際には使える範囲は微妙に狭く、イー・モバイルはエリア外のちょっと外でも使えることがあります。実にソフトバンクらしいといえばらしいです。(笑)

ホテルでは使えなかったのですが、観光地でのFOMAはどれくらい使えるかをチェックしてみました。場所は中尊寺とかある平泉。昨年6月にユネスコ世界遺産に登録されたところです。FOMAでは当然通信できるんですが、これが強烈に遅い。みんなスマホ使いまくって回線が混み合ってるわけでもないだろうに、なぜか100kbps前後しか速度が出ません。メールを受信するぐらいなら問題ないんですが、地図を使ってて拡大・縮小をするたびにマップ情報を読みにいくのでストレスです。

平泉にはイー・モバイルのSIMは持っていかなかったのでイー・モバイルではどうなのかを実験できなかったのはちょっと残念。サービスエリアの地図ではぎりぎりエリアなのですが、エリアの端っこなのでどうなるかは不明です。

松尾芭蕉の俳句で有名な松島にも行きましたが、こちらはイー・モバイルのSIMを使用。1Mbps~2Mbpsの速度が出ていて快適です。サービスエリアから少し外れてる大高森頂上でも1Mbps程度の下り速度が出ていました。

FOMA SIMがサービスエリアの保険になるかと思ったら、なかなか微妙なことがわかりました。もしかしたら平泉はイー・モバイルがぎりぎり使えず、FOMA SIMで助けられたことになったかもしれません。固定費なしの買い切り3100円程度なら、微妙な保険ですがサービスエリアを事前チェックして購入するのもいいかもしれません。

|

« 短信「OWCのSSD、再度のインストール」 | トップページ | 短信「ソニエリMiniのテストモードに入るコマンド」 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 広い世界に出てみた「ソニエリMini(S51SE)にFOMAカード」:

« 短信「OWCのSSD、再度のインストール」 | トップページ | 短信「ソニエリMiniのテストモードに入るコマンド」 »